こんにちは!
常緑、風に揺れる軽やかな枝葉、洋風、実も
取れる(うまくいけばですが)・・・など、
人気があり、植栽のご要望も多いオリーブの樹。
ただ、必ず注意が必要なのが
「オリーブゾウムシ(オリーブアナアキゾウムシ)」です。
モクセイ科の樹木、特にオリーブが大好物で
穴を空けながら樹の水分や養分を通す大事なところを
食べていってしまいます。
被害にあった樹は、本当に痛々しく・・・
写真には写ってないですが、樹の足元はもっとたくさんの穴が
空いており、ゾウムシがはき出したオガクズが溜まっていました・・・
こうなると、特に樹の上部が枯れている場合が多く、元に戻すのは
非常に困難となります。
しばらく放置していたら、強風の時「パキッ」と根元から
折れてしまった!なんてご連絡をいただくことも。
せっかく何年も大事に育ててきたのに・・・ショックですよね。
では、どうしたらいい?・・・実際は、飛んできて産卵する
虫を防ぐのは、オープンな空間であるお庭では不可能です。
そのため、防御策と早めの対処が必要です!
・樹の周りのお掃除が大切です!枯葉やごみが溜まっていると、
虫たちの隠れ場所や産卵場所になります!(特に冬場は清潔に
して、消毒のためにも地面が日光にあたるようにしましょう)
・樹は根元から枝先まで、しっかり観察しましょう。
(特に虫の活動期、4月~10月ごろ)
・特に、地面に近い部分にオガクズが落ちていたらかなりの
確率で、虫にやられています。早めに私たちにご連絡ください。
でも実際、ご自分での判断は難しいかもしれません。
そんなときは、お気軽にご連絡くださいね!